お役立ち情報
福岡・戸建て住宅リフォーム価格の相場は?
2023年09月29日(金)
リフォームを検討している場合、価格の相場観がなければ検討を進めることも難しいのではないかと思います。
リフォームの価格は、工事の規模や仕様によって大きく異なるため、一概にお伝えすることは難しいのが事実です。
しかし、大まかな価格を知っておくことは、リフォーム予算を考える際に役に立つことと思います。
この記事では、リフォーム価格の目安について解説いたします。
※実際の工事では、現場の状況や規模等により大きく異なる場合もございます。以下は、あくまでも参考情報としてご覧いただけますと幸いです。
フルリノベーションの価格目安
新築時には、建物価格の他に、登記、確認申請、設計料およびその他の経費も必要となります。
しかし、リノベーションでは、既存の部分を再利用するため、通常の新築に比べて約60%〜80%の価格で実行できると言われています。
新築は何もない土地から建設するのに対し、フルリノベーションは、既存の部分を解体してから再建します。そのため、坪単価は新築と類似しますが、木造構造、基礎、給排水の主要な管、外構などは再利用でき、増築面積が10㎡未満の場合は、確認申請費用がかからないこともあります。
確認申請が不要な場合、設計料がかからない等、新築と比べ価格を抑えることができる可能性もあります。
フルリノベーションの品質は、新築と同等の耐震性能、断熱性能、室内の居住環境を提供し、新築に遜色のない仕上がりを実現を目指すことも可能です。
内装リフォームの価格目安
新聞の折り込み広告などで大まかな価格が示されているかもしれませんが、これらの広告は価格を引き下げて問い合わせを促すために作成されたものであるため、見積もりを依頼する際は広告価格よりも高めに見積もられることが一般的です。
たとえば、キッチンの交換は50万円~150万円、ユニットバスの交換は50万円~150万円、洗面台は20万円~50万円、トイレは20万円~50万円、給湯器は15万円~30万円、6帖の床の貼り替えは10万円~25万円、和室から洋室への変更は50万円~80万円、壁紙の貼り替えは1,200円~1,800円/㎡などが一般的と言われています。
古くなった部分を更新するための典型的な内装リフォームには、水回り(キッチン、ユニットバス、洗面台、トイレ、給湯器など)の交換、壁紙の貼り替え、床の張替えなどがあり、250〜550万円程度必要となることが多いでしょう。
耐震・断熱工事の価格目安
耐震診断は、建築士等の耐震アドバイザーが実施し、不足する耐震能力を補う補強計画を立案します。
一般的に、30坪の家では、1スパン(900mm)あたり10万円程度で、6枚から12枚の壁が改修対象になることがあります。
断熱工事に関しては、窓のペアサッシの交換が120万円/30坪、屋根の断熱は0.4〜0.6万円/㎡、床の断熱は0.3〜0.4万円/㎡となることが多くなります。
屋根・外壁工事の価格目安
建物の面積や品質によって価格は大きく異なりますが、一般的に30坪の家でよく見られる価格帯は、屋根の塗装が30~100万円、屋根シングル材のカバー工法が1万円/㎡、瓦の葺き替えが1.3~1.5万円/㎡、外壁の塗装が50~100万円程度です。
外構工事の価格目安
外構工事には、建物周囲の塀、門扉、エクステリア、植栽などが含まれます。
分譲地の新築の場合、外構工事の価格は一般的に、少量の植栽を含むと100~200万円程度です。
ただし、高度な外構工事を希望する場合は、200〜400万円程度の価格を考慮する必要があるでしょう。
まとめ
近年、新築の需要が低下している一方で、フルリノベーションの需要は増加しています。
これには、高齢化や景気後退により、空き家が増加していることが影響しています。
多くの方々は、新築ではなく、想い入れのある既存の住まいを改装して、大切に住み続けたいと考えておられます。
また、できるだけ価格を抑えて理想を実現できることも、現在の需要に合致している要因の一つと言えるでしょう。
フルリノベーションは新築とは異なり、既存の要素を活かすことができ、以前から親しんできた環境が新たに生まれ変わり、想い入れが継続する空間とすることができます。
古い要素を活かすということは、何も手を加えないということではなく、新しい価値を創造していくことです。
お客様の想いのこもったお住まいをリフォームで変身させませんか?
お問い合わせ及びご相談につきましては、
下記フォームよりご入力の上、ご送信ください。
お急ぎの方、お電話でのお問い合わせをご希望の方は
下記の番号へご連絡をお願いいたします。